2012年02月03日

カトリ企画UR『チェーホフのスペックU』

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カトリ企画UR『チェーホフのスペックU』

原作
A・チェーホフ

構成・演出
鈴木史朗

出演
大川翔子(劇団競泳水着) 大崎美穂 
熊川ふみ(範宙遊泳)
スズキシロー
酒巻誉洋 夏目慎也(東京デスロック)

2012/02/02(木) 〜 2012/02/05(日)
横浜 STスポット

いざ自分が恋をしてみると、はっきりわかるのよ、誰も何ひとつわかっちゃいないんだってことが。人はそれぞれ。自分のことは自分で解決しなければならないんだってことがね  (「三人姉妹」)

カトリ企画第3回公演は那須 横浜!
好評いただいた「チェーホフのスペック」第2段

演出家から
この暗鬱この怯懦この猥雑この理不尽この暴力この逡巡この諦観この潰爛この狡猾・・・・この喜悲劇。
愁嘆の咆哮すらかなわず塵泥にしずみゆきそうな「トスカ」・・・・。
このやるせなさはアントンの視線の先にあまりにもぴったりじゃないか。
冬山に巍然と存在してみせる稜線の月のような寛厳さに、アントンの視線の先に、滑稽かつ天衣無縫に結ぼれていく人の営みをさらしてみたい。
( 鈴木史朗 )

プロデューサーから
 演出家との話し合いの中で「トスカ」ということばを学んだ。
 ゴーリキーの小説の題名にもある「トスカ」ということばは、二葉亭は「ふさぎの虫」と訳したが、「人の心の中に身を潜めていてチャンスをうかがい、一生のうちに一番難しいピンチに陥ったときに出てくる凶悪なしろもの」と考えられ、すべてのロシア人が心に持っているものだとされている。けれど、ロシア人はそれを悪いものとは考えず、トスカを抱えて、トスカを感じながら生きることが人間だと覚悟していると考える。
 二度目のチェーホフ、さらに一歩深いところにいきたい。日本語に翻訳不能な「トスカ」を感じられるものに。
( カトリヒデトシ )

青空文庫:チェーホフ「桜の園」

青空文庫:チェーホフ「熊」

地下鉄道にのって - エムマッティーナ雑録

桜の園 (ワイド版岩波文庫) [単行本] / チェーホフ (著); 小野 理子 (翻訳); 岩波書店 (刊)
posted by off-theater at 19:30| 観た | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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